宿泊記

【子連れ宿泊記】フェアフィールド兵庫但馬やぶ|豊岡観光に便利なスタイリッシュホテル

フェアフィールド・バイ・マリオット兵庫但馬やぶ 子連れ宿泊記(2025年10月)

運動会の振替休日で小学校がお休みになった平日。

豊岡へお墓参りに行く予定があったのですが、

こめママ

せっかくだし、どこかに前泊しよう!

と思い立ち、
豊岡から車で30分ほどの「フェアフィールド・バイ・マリオット兵庫但馬やぶ」に泊まることにしました。

実は前の週に、次男と「フェアフィールド淡路島東浦」へ宿泊したばかり(笑)
その時の記事はこちら。

フェアフィールド淡路島東浦 子連れ宿泊記(2025年10月)
【子連れ宿泊記】フェアフィールド淡路島東浦|プラチナ特典でのんびりオーシャンビュー滞在フェアフィールド淡路島東浦に1歳児とママでワンオペ宿泊!オーシャンビューの客室や周辺施設の情報を、子連れ目線で詳しくまとめました。...


しかし今回は次男(1歳)とのワンオペ2人旅ではなく、パパと長男(9歳)も一緒の家族4人での旅行です!

  • 1部屋に4人はぎゅうぎゅうじゃないの?
  • プラチナ特典はあるの?
  • フェアフィールドってどこも一緒じゃないの?
  • フェアフィールド但馬やぶって周りに何があるの?

そんな疑問に対して、今回も子連れ目線でレビューします。

実は今回、出発前の予定が大幅に押してしまい、フェアフィールド但馬やぶに到着したのは、まさかの夜22時

短時間の滞在になってしまいましたが、そこは安定のフェアフィールド。
スタッフさんがとても温かく、「今度はウィンターシーズンにゆっくり訪れたい」と思える素敵なホテルでした。

この記事では、実際に滞在して感じた子連れステイの過ごし方や周辺施設のことを紹介します。

フェアフィールド・バイ・マリオット兵庫但馬やぶ 基本情報

  • 所在地:兵庫県養父市八鹿町高柳168-1
  • アクセス:北近畿豊岡自動車道、八鹿氷ノ山ICから車で約2分。
  • チェックイン:15:00〜 / チェックアウト:〜11:00
  • 駐車場:無料(ホテル敷地内)
  • 開業:2023年1月
  • 公式サイトはこちら

Marriott Bonvoyのプラチナ特典

我が家は、Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)プラチナエリート会員です。

最近はMarriott Bonvoy AMEXカードの改悪が話題ですね。
我が家は、次回の更新時にダウングレードして継続予定です。
このあたりの詳細は、また別記事でまとめたいと思います。

フェアフィールドは、そもそも館内で食事の提供がないため、ドリンクや軽食、無料朝食を提供するラウンジは残念ながらありません。

ただし、プラチナ特典はあります♪

今回、プラチナ特典としてレイトチェックアウトとウェルカムギフトに対応していただいたので、順に紹介します。

プラチナ特典①|レイトチェックアウト

通常のチェックアウト時間は11:00ですが、今回は1時間遅く12:00までのレイトチェックアウトにしていただきました。

空室状況にもよりますが、会員ランクによってレイトチェックアウトが可能です。

  • ゴールドエリート:14:00まで
  • プラチナエリート以上:16:00まで

本当は12:00までと言わずもっとゆっくりしたかったのですが、「豊岡にお墓参りに行く」というミッションがあるため断念しました。

フェアフィールド淡路島東浦と同様、2日前になるとマリオットアプリからチェックインができます。

チェックイン時間と共にチェックアウト時間を選択するだけで、簡単にリクエスト完了です!

フェアフィールド兵庫但馬やぶのレイトチェックアウト申請が完了した画面

朝ゆったりした時間を過ごせたので、レイトチェックアウトは子連れ旅には特におすすめです♪

プラチナ特典②|ウェルカムギフト

フェアフィールド但馬やぶでは、フロントでのチェックイン時に、ウェルカムギフトとして次の2種類から1つを選べます。

  • 玄さんサイダー(ご当地サイダー)
  • 500ポイント

長男に選んでもらったところ、迷わず「玄さんサイダー」をチョイス。
そりゃそうですよね(笑)
2本いただきました♪

玄さんサイダーの瓶

美味しさのヒミツは豊岡産の塩だそうです!
後味にほんのり塩気を感じて美味しかったです◎

宿泊費用について

子どもは添い寝で無料

フェアフィールドでは、大人1名につき小学生以下の子ども1名の添い寝が無料
ベッドを別に利用する場合は、大人としてカウントされるので注意が必要です。

我が家は、長男は小学4年生、次男は1歳なので、子どもは無料で宿泊できました♪

ポイント宿泊で実質無料

さらに今回は、マリオットポイントを使って宿泊したため、実質宿泊料は無料でした♪

必要ポイント数は、平日ということもあり月内で最も少なく、わずか15,000ポイント

前回宿泊した「フェアフィールド淡路島東浦」は、週末の宿泊だったので24,000ポイント必要でした。
やはり平日の利用が断然お得ですね。

ちなみに、フェアフィールドはマリオット系列ホテルの中でも、宿泊料金がとてもリーズナブル。
ポイント宿泊を利用しなくても、我が家(大人2名+子ども2名は添い寝)の場合、約14,000円ほどで宿泊できます。

ポイントを最大限お得に使おうと考えると、どうしてもマリオットの高級ホテル(リッツ・カールトンやウェスティンなど)に使いたくなりますよね。

ただ今回は、旅の直前に急に決めた宿泊だったこともあり「ポイントだけで無料で泊まれた!」という満足感を優先したというのが正直なところです(笑)

客室紹介|4人で宿泊・添い寝のリアル

スタンダード 2ツイン/シングル:25㎡【417】

スタンダード2ツイン(シングル)25㎡の客室全体

その名のとおり、フェアフィールド共通の最も標準的なお部屋です。
窓からは道の駅が見える、道の駅ビューのお部屋でした♪

フェアフィールドの客室は、どのホテルもデザインと間取りが統一されています。
前回宿泊した淡路島東浦でも、なんと同じ【417】でした。偶然なのか、意図的なのか…!?(笑)

417号室の位置を示した避難経路図

ソファとミニテーブルが設置されています。

客室のソファとミニテーブル

個人的には、背もたれがない部分の座面の奥行きがちょうどよくてお気に入り。
…お尻の大きさが合ってるのかも?(笑)

ミニテーブルは、PC作業程度であれば十分な広さですが、長男はここで人生ゲームをやりたかったようで。
持参した【人生ゲーム タイムスリップ100】をなんとか広げていましたが、案の定テーブルからあふれていました(笑)

ミニテーブルで人生ゲームを楽しむ長男

小4との添い寝は少し狭め

長男(小4・9歳)はパパと、次男(1歳)は私と添い寝で寝ました。

次男と私は、普段から家でもシングルベッドに2人で寝ているので、いつも通り。
むしろ家のベッドよりも広く感じました♪

一方で、長男とパパは、「ちょっと狭かった」とのこと(笑)
我が家の小4・9歳児、ガリガリなんですけどね(笑)
次回は組み合わせを逆にして、長男と私、次男とパパで試してみようと思います!

お部屋でゆっくり過ごす分には、窮屈さはまったく感じず
次男は相変わらず、自由奔放に歩き回っていて楽しそうでした!
家族4人でも快適に過ごせるお部屋でした♪

リクエスト品|ベッドガード・おむつ用ゴミ箱

今回は、事前に電話でリクエストをしておきました。

宿泊自体はアプリで予約しましたが、添い寝の件を伝えるために電話した際、

  • ベッドガード
  • おむつ用ゴミ箱

を一緒にお願いしていました。

ちなみに、フェアフィールドはマリオットアプリのチャット機能は使用できないそうです。
何か事前に伝えておきたいことがある場合は、電話での連絡が必要です◎

ところが、お部屋に入ってみるとどちらも未設置

夜22時を過ぎていたので、少し申し訳なく思いつつもフロントに電話し、ベッドガードとおむつ用ゴミ箱がない旨をお伝えしたところ…

本当にすぐ、瞬間的に持って来てくださいました!

とても丁寧なスタッフさんで、その対応にほっこり。
一刻も早くシャワーを浴びて1歳児を寝かせたかったので、本当に助かりました。

そして翌日、お散歩に出ようとしたとき。
昨夜とは別のフロントスタッフさんが、

スタッフさん

昨日はベッドガードをご用意できておらず、申し訳ありませんでした。


と声を掛けてくださったんです。

「どうして私たちだと分かったんだろう!?」という驚きと同時に、
情報を共有してわざわざ声を掛けてくださるその気遣いに、あらためてホスピタリティの高さを感じました。

また、ホテル内で次男(1歳)を見かけると、手を振って温かい笑顔を見せてくださるスタッフさんもいらっしゃって。

フェアフィールドは「お風呂もないし、レストランもないし、素泊まりのビジネスホテルでしょ?」と思われがちですが、実際は違います。
スタッフさんが本当に温かいのです。

これこそが、私がフェアフィールドのファンになった理由です♪

シャワールーム・洗面台・ハンガーフック

フェアフィールドの客室にはバスタブはなく、シャワールームのみです。
ここも淡路島東浦同様、バスチェアの備え付けはありませんでした。
他のフェアフィールドでは用意があったので、リクエストすれば持ってきていただけるのかもしれませんね。

近くには温泉施設【天女の湯】があり行きたかったのですが、20時で受付終了のため全然間に合わず。

寝るのが遅くなってしまうので、シャワーで「さささっ」と済ませました!

シャワールームはこちら。

洗面台もフェアフィールド共通のものです。

今回は子ども用のアメニティはなく大人2人分のみでしたが、タオルはたくさんありました!

客室の洗面台

入口ドア付近には、ハンガーフックバゲージラックがあります。

客室の壁に取り付けられたハンガーフック

クローゼットはないため、4人でスペースは足りるかな?と少し心配しましたが、抱っこ紐を掛けたりしても十分でした。

ケトル・ドリンクセット

棚に収納された冷蔵庫(中は空っぽ)と金庫の上に、ケトルドリンクセットが置かれています。

ケトルとコーヒー・紅茶などのドリンクセット

ドリンクセットも大人2人分のみでしたが、結局ロビーラウンジのドリンクしか利用しませんでした(笑)

ホテル内の共用設備紹介

コーヒーマシーン・電子レンジ・オーブントースター

ロビーラウンジに設置されたコーヒーマシーン・オーブントースター・電子レンジ
  • コーヒー(ホット/アイス)
  • 紅茶
  • 緑茶/ほうじ茶
  • お味噌汁

これらのドリンクは、24時間いつでも無料で楽しめます。
コーヒー好きにはたまりません!
最近はコーヒーの値上げが顕著なので、嬉しい限りです♪

今回は、オーブントースター横の製氷機が故障中でした。
我が家は不要でしたが、必要な場合はフロントデスクにお声掛けするといただけるようです。

そのほかにも、便利グッズがそろっています。

  • トレイ
  • ラップ/アルミホイル
  • お箸/スプーン/フォーク
  • 紙皿(フロントデスクにお声掛け)

簡単な調理もできそうです♪

ロビーラウンジ

今回も、変わらず素敵な空間でした!

フェアフィールド淡路島東浦との違いは、椅子の配置と向きくらいでした(笑)
テラスもほぼ一緒!
統一されていますね♪

ただ、テラスの先は駐車場
淡路島東浦はテラスの先が海だったので、この点は淡路島に軍配が上がります。

コインランドリー

  • 洗濯機 2台
  • 乾燥機 2台
コインランドリー利用時の注意事項が書かれた看板

いずれもキャッシュレス決済のみ対応で、利用には専用アプリが必要です。
今回は、“帰宅してからの洗濯を減らしたい〜”というナマケモノ精神で利用しました(笑)

手順は簡単3ステップ!

  1. 専用アプリ【AQ-Connectランドリー】をダウンロード
  2. ランドリーのQRコードを読み取る
  3. 料金と運転時間が表示されるので、支払い方法を選択して支払う

ところが。
クレジットカードでの支払いができませんでした。

クレジットカードを選択しても、Apple Payを選択しても、「この購入には使用できません」と表示され、進まなくなってしまいました。

現金も持ち合わせていなかったので、仕方なく楽天Payで支払いました。

そんなこともありましたが、

  • 洗濯:300円(1回/34分)
  • 乾燥:200円(1回/20分 ×2回)

合計500円で、帰宅後の家事を減らすことができたので満足です♪

自動販売機とマーケットプレイス

ホテル内にはごく一般的な自動販売機もあります。

今回はチラ見しかしなかったのですが、フロントデスク横のマーケットプレイスにスナック菓子もありました。ちょっとした小腹を満たすには手軽でありですね♪

周辺情報|館内にレストランがないけど困らない?

トライアルが優秀

翌日の朝食をロビーラウンジで食べるべく、どこかで朝食を入手したかった我が家。

しかし、到着したのが夜遅い時間だったため、周辺施設は軒並み閉まっていました…。
ホテルから徒歩で行けるところにコンビニがあるのは知っていたのですが、他に何かないかなーと探すと…

なんと、車で5分ほどの場所にある「スーパーセンタートライアル養父店」が24時間営業との情報を発見!

コンビニですら深夜営業をやめるこのご時世に、失礼ながらこんな田舎で24時間営業…!?
半信半疑で行ってみると、本当に営業中でした。

スーパートライアル八鹿店の外観

店内は広く、生鮮食品から洋服雑貨までありました!

とりあえず、明日の朝食用にシャインマスカットとパンをGET。

ショーケースの中は、お肉も海鮮も「ああ、兵庫の北の方に来たな~」と感じる面白いラインナップで、見ているだけでも楽しかったです。

注意が必要なのは、クレジットカード支払いが直接できないこと!

現金もしくはトライアルプリペイドカード or SU-PAYというアプリ決済のみです。
ただ、「フェアフィールド但馬やぶで何か困ったら、トライアルに行く」で間違いはなさそうです♪

朝食|ロビーラウンジでのびのびと

平日ということもあり、遅めの朝のロビーラウンジには誰もおらず。
元気いっぱいな1歳児がいても迷惑にならなそうだったので、大きなテーブルでゆったり朝食をとりました♪

フロントデスクで紙皿をいただき、シャインマスカットを洗って盛り付け。
パンはオーブントースターでリベイクし、大人はコーヒーでのんびり。

朝食後にロビーラウンジでくつろぐパパ

とっても贅沢で、幸せな時間でした♪

道の駅ようか但馬蔵

朝食後は、お隣の『道の駅ようか但馬蔵(たじまのくら)』へ。

道の駅但馬蔵へ向かうパパと兄弟

兵庫県養父市八鹿(ようか)町にあるから「ようか」なんですね!
但馬蔵という名のとおり、蔵をイメージした造りでした。

蔵をモチーフにした道の駅ようか但馬蔵の建物外観

お食事処もあります♪

道の駅ようか但馬蔵のお食事処の様子

しかし、どこの道の駅も閉まるのが本当に早い!(泣)
本当はここで夕飯が食べたかったので、次に来たときはリベンジしたいです。

営業時間

【平日】
 お食事処    11:00~17:00
 テイクアウト  11:00~17:15(弁当類は10:30~17:00まで)
 売店・野菜蔵  9:00~17:30

【土・日・祝】
 お食事処    11:00~18:30
 テイクアウト  9:00~17:30
 売店・野菜蔵  9:00~19:00

店舗の前には、なんと足湯があります。

看板には「10:00~」と書かれていたのですが、お風呂のフタのようなカバーがかかったまま。
平日だからかな?と思って少し外し、長男が足を浸けてみたところ…

長男『あっっつうぅぅぅ!』(笑)

どうやらかなり熱かったようです。

すると、管理のおばちゃんが登場。

「まだ温まってないからフタ開けてないのよ~」とのこと。失礼しました!
それでも熱々だったので、しっかりと温まることのできる足湯のようです!

道の駅ようか但馬蔵には、こんな養父市観光マップもありました。

道の駅ようか但馬蔵にある養父市の観光マップ

今回は豊岡方面へ足を伸ばしましたが、次はハチ高原方面にも行ってみたいです♪

ちなみに、フェアフィールドチェックアウト後に訪れた出石・豊岡のスポットは、また別の記事で紹介しています!

まとめ

「フェアフィールド・バイ・マリオット兵庫但馬やぶ」は、子連れ旅でも高い満足度が得られるホテルでした。

今回は到着が遅く、短時間の滞在となってしまいましたが、周辺には

  • 道の駅の足湯
  • 温泉(天女の湯)

など、ゆっくり過ごせるスポットが充実しています!

シングルベッドで長男(9歳)との添い寝は「少し狭い」ものの、お部屋全体は家族4人でも窮屈さを感じずスタッフさんの温かさも相まって、とても快適な滞在でした。

「素泊まりのビジネスホテル」ではなく、心のこもったサービスが受けられる素敵なフェアフィールド。
次はウィンターシーズンにゆっくり滞在したいと思います♪