宿泊記

【子連れ宿泊記】フェアフィールド淡路島東浦|プラチナ特典でのんびりオーシャンビュー滞在

フェアフィールド淡路島東浦 子連れ宿泊記(2025年10月)

2025年10月、海水浴シーズンも終わり、秋の涼しさを感じる頃。
フェアフィールド・バイ・マリオット淡路島東浦に1泊してきました。

フェアフィールド淡路島東浦は、目の前に「浦県民サンビーチ」が広がり、海を身近に感じられるホテルです。

フェアフィールド淡路島東浦の目の前に広がる浦県民サンビーチ

今回は、パパと長男は習い事の遠征で不在。
「次男(1歳)とママ」の“ワンオペホテルステイ”に初挑戦しました。

マリオット会員かつフェアフィールドファンの我が家が、

  • 館内にレストランはないけれど、ごはんはどうするの?
  • 小さな子連れでも快適に過ごせる?

といった疑問に対して、子連れ目線でレビューします。

結論から言うと──
レストランがなくても周辺の地元グルメで十分楽しめて、
1歳児との時間も想像以上にゆったり過ごせました

さらに、今度は家族みんなでまた来たい!と思えるホテルでした。

この記事では、実際の滞在で感じた子連れステイの過ごし方周辺施設を紹介します。

フェアフィールド・バイ・マリオット兵庫淡路島東浦 基本情報

  • 所在地:兵庫県淡路市浦678-1
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道「東浦IC」から車で約5分/「淡路IC」から車で約13分
  • チェックイン:15:00/ チェックアウト:11:00
  • 駐車場:無料(ホテル外駐車場)
  • 開業:2023年6月
  • 公式サイトはこちら

駐車場がわかりにくいので要注意

マリオット公式サイトから予約すると、宿泊4日前にメールでホテルと駐車場の案内図が届きました。

「ふむふむ、東浦バスターミナル第1駐車場に停めればいいのね!おっけー!」

……と思いきや、実際には東浦バスターミナル第1駐車場という看板は見当たりません。
なんなら、国道28号線沿いにフェアフィールド淡路島東浦の看板すらないんです。

下の画像の赤矢印のように、

フェアフィールド淡路島東浦の駐車場入口付近の実際の写真
  1. バス停の先を左に曲がり
  2. 入り口ゲートを入り
  3. すぐ右側の駐車スペース(赤網掛け部分)に停める
フェアフィールド淡路島東浦の駐車場案内図にメモを書き加えてわかりやすくした図

このルートがいちばんわかりやすくておすすめです。

中浜稔猫美術館」のすぐ横の細道を通り、ホテル前の道路を渡ればすぐホテル入り口です。
1歳児とゆっくり歩いて2~3分ほどでエントランスに到着しました。

ホテル敷地内にも駐車場がありますが、身障者専用スペースのため一般車は停められません。

また、駐車料金は以下の通りです。

  • 2時間以内の出庫は無料
  • 1泊1室につき2回の出庫まで無料駐車券あり
  • 3回目以降の出庫は自己負担(ただし、状況によっては相談可…?)
  • 24時間制(24時間ごとに500円)

とても良心的です◎

こめママ

入り口ゲートで発券される駐車券は、出庫時に必要になるので紛失注意ですよー!

初めて訪れると少し迷いやすい場所ですが、慣れれば便利で使いやすい駐車場でした。

Marriott Bonvoyのプラチナ特典

我が家は、Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)プラチナエリート会員です。

最近はMarriott Bonvoy AMEXカードの改悪が話題ですね。
我が家は、次回の更新時にダウングレードして継続予定です。
このあたりの詳細は、また別記事でまとめたいと思います。

今回は、プラチナ特典として客室のアップグレードレイトチェックアウトに対応していただいたので、順に紹介します。

プラチナ特典①客室アップグレード

フェアフィールドは食事の提供やラウンジがないため、プラチナ特典は比較的シンプルです。
また、ほとんどのフェアフィールドでは客室タイプが統一されており、アップグレードの余地が少ないのが実情。

しかし、フェアフィールド淡路島東浦は例外で、複数の客室タイプが用意されています。

今回はポイント宿泊でスタンダード 1キングを予約しましたが、
実際に案内されたのは、1ランク上のオーシャンビュールーム 1キングでした!

客室タイプ一覧
  • スタンダード 2ツイン/シングル(25㎡)
  • スタンダード 1キング(25㎡) 予約した客室
  • オーシャンビュールーム 2ツイン/シングル(25㎡)
  • オーシャンビュールーム 1キング(25㎡) 実際に宿泊した客室
  • オーシャンテラスルーム 2ツイン/シングル(25㎡)
  • オーシャンテラスルーム 1キング(25㎡)
  • 広い客室 4ツイン/シングルオーシャンビューテラス(50㎡)
  • 広い客室 1キングオーシャンビュー(50㎡)

オーシャンテラスルームは、テラス付きで海を感じられる客室として人気がありますが、1階に位置しており、ホテル前の道路からテラスが見えてしまう点が少し残念でした。

今回はアップグレードで「オーシャンビュールーム」に宿泊しましたが、
もし家族全員で泊まるなら、広い客室 オーシャンビューに泊まってみたいです!

プラチナ特典②レイトチェックアウト

通常のチェックアウト時間は11:00ですが、今回は15:00までのレイトチェックアウトにしていただきました。

空室状況にもよりますが、会員ランクによってレイトチェックアウトが可能です。

  • ゴールドエリート:14:00まで
  • プラチナエリート以上:16:00まで

本当は16:00までゆっくりしたかったのですが、
「帰宅時間が遅くなるなぁ」と思い、少し早めの15:00をリクエスト。

前々日になるとアプリからチェックインができるので、
チェックイン時間と共にチェックアウト時間を選択するだけで、簡単にリクエスト完了です。

こめママ

昼食後にお部屋でゆっくり過ごせたので、満足度がとても高かったです!

客室紹介|オーシャンビュールームの設備と子連れ快適ポイント

オーシャンビューの客室【417】

シンプルですが、落ち着くんですよね。
ブラインドを上げると目の前に海が広がり、1歳児も感動です。

フェアフィールド淡路島東浦のオーシャンビュー客室で、1歳の子どもが窓の外を覗き込む様子

窓側から見た客室の様子です。

フェアフィールド淡路島東浦の客室を窓側から見た様子

ベッドと洗面台の間仕切りを閉めると、このような感じになります。

フェアフィールド淡路島東浦の客室で洗面との仕切りを閉じた状態

子どもが寝たあと、自分が歯磨きをするときだけ閉めました(笑)

入口ドア付近には、ハンガーフックバゲージラックがあります。
クローゼットはありませんが、この2つで十分でした。

フェアフィールド淡路島東浦の客室入り口にあるハンガーフック

フェアフィールドの客室にはバスタブはなく、シャワールームのみです。
バスチェアの備え付けはありませんでした
他のフェアフィールドでは用意があったので、リクエストすれば持ってきていただけるのかもしれません。

次男は、レインシャワーを少し嫌がりつつも楽しんでいました(笑)

近くに温泉施設もあり、フロントでは割引券もいただけます。
しかし、まだまだおむつ着用の1歳児連れには、シャワーで「さささっ」と済ませるくらいがちょうど良かったです。

サプライズのバースデーカード

実はこの日は、私の誕生日!
もう40代目前の良いお年頃なので、特に伝えずにチェックインしました。
それにも関わらず、客室にはバースデーカードが…!感激でした。

フェアフィールド淡路島東浦で用意されたバースデーカード

こういう小さなサプライズで、ぐっと心を掴まれますね。

リクエスト品|ベッドガード・おむつ用ゴミ箱

子ども用に足りなかったものは、チェックイン後に客室の電話からリクエストしました。

  • ベッドガード
  • おむつ用ゴミ箱

余談ですが…

普段はフェアフィールド以外のホテルに宿泊する際、マリオットアプリのチャット機能(チェックイン2日前から利用可)を使ってリクエストしています。

ただ、今回のフェアフィールドではアプリにチャットボタンが表示されず
以前のフェアフィールド宿泊時も同様だったので、フェアフィールドではチャット機能が使えないようです。

マリオットの電話サポートの方は、

電話サポート

フェアフィールドでもチャットはありますよ

とおっしゃっていたのですが。
真相は闇の中にしてしまったので、次回の宿泊で解決したいと思います。

当日、電話でのリクエストでもすぐに客室まで届けていただきました!

高さのあるベッドなので、ベッドガードがあると安心です。

フェアフィールド淡路島東浦の客室で利用したベッドガード

おむつ用ゴミ箱は、マリオット系列ではおなじみのシンプルでおしゃれなデザインです。

フェアフィールド淡路島東浦の客室に設置されたオムツ用ゴミ箱

子ども用アメニティ

フェアフィールド淡路島東浦で用意された子供用アメニティセット

チェックイン時にフロントでいただきました。
ひよこと恐竜の2種類があり、可愛かったのでひよこをチョイス◎

内容は、

  • 歯ブラシ
  • ひよこのスポンジ
  • スリッパ

なのですが、歯ブラシとスリッパは、もう少し大きい子向けのサイズ感でした。
一方、ひよこのスポンジはお風呂タイムで泡立てたり、気を引いたりと大活躍でした!

1歳児連れで助かったポイント|触れない冷蔵庫・ケトル

筋力がついて行動範囲も広がり、なんでも触りたいお年頃の1歳児。

フェアフィールドの冷蔵庫は金庫と共に棚に収納されていて、棚にも扉があります。
扉の取っ手は高い位置にあるので、1歳児には届きませんでした👏

ケトルドリンクセットも冷蔵庫棚の上に置かれており、ソファによじ登っても届きにくく、いたずらされることもありませんでした
地味ですが、嬉しいポイントです。

冷蔵庫の中は空っぽです。
あまり大きくはありませんが、ちょっとしたものを冷やすには十分です。

缶入りの水が2本用意されています。

フェアフィールド淡路島東浦の客室に備え付けられたケトルとドリンクセット(水・コーヒー・紅茶)

ホテル内の共用設備

コーヒーマシーン

フェアフィールド淡路島東浦のロビーに設置されたコーヒーマシーン
  • コーヒー(ホット/アイス)
  • 紅茶
  • 緑茶/ほうじ茶
  • お味噌汁

これらが、24時間無料で楽しめます。
コーヒー好きにはたまりません!

ロビーラウンジ

とても落ち着く空間です。
「自宅もこんな感じだったらいいのになぁ…」と、いつも妄想しています。

  • 電子レンジ
  • オーブントースター
  • トレイ
  • ラップ/アルミホイル
  • 氷ディスペンサー/アイスペール

一通り揃っています!

電子レンジやオーブントースター利用の際には「においが強いものはご遠慮ください」との注意書きも。
そりゃそうですよね。

テラス

フェアフィールド淡路島東浦のロビー外にあるテラス席

こちらもとっても素敵な空間です。

ただ、屋根がないんです…

我が家には雨男か雨女がいるようで(笑)、お出かけのたびに雨。今回も例に漏れず雨でした。

テラスは少し濡れていましたが、次男はまったく気にせず楽しんでいました!

本当は中のロビーラウンジでゆっくりしたいところですが、1歳児は元気いっぱい。とてもそんな余裕はありません(笑)

テラス周辺は車の出入りもなく、安心して自由に動き回れるので助かります。
海を眺めながらぼーっとできる時間もあり、子連れワンオペには最高の環境でした。

コインランドリー

  • 洗濯機 2台
  • 乾燥機 2台

いずれもキャッシュレス決済のみ対応で、利用には専用アプリが必要なようです。
今回は使いませんでしたが、夏の海水浴シーズンには大活躍しそうですね!

マーケットプレイス

ロビー横にある「マーケットプレイス」では、ドリンクカップラーメンご当地ポテトチップスなどを販売しています。

子どもたちに人気のアンパンマンジュースもあり、1本80円と良心的な価格でした◎

周辺施設

道の駅「東浦ターミナルパーク」:夕食と朝食GET

ホテルのすぐ隣には、素朴で落ち着いた雰囲気の道の駅があります。

道の駅「東浦ターミナルパーク」の外観
東浦ターミナルパーク

営業時間:9:00~18:00(※店舗により異なります)

どこのフェアフィールドでも共通していますが、
隣接する道の駅は夕方には営業が終わってしまうことが多いので注意が必要です!

17:00過ぎに訪れたところ、「たこの姿焼き」が人気の「やま高」はすでに閉店していました。

一方で、お土産が揃う「東浦物産館」や直売所「フローラルアイランド」はまだ営業中◎

直売所「フローラルアイランド」の外観

淡路島ならではの玉ねぎをはじめ、四国が近いこともあってさつまいも(鳴門金時)や土佐みかんなどもずらりと並んでいました。

フローラルアイランドでは、閉店時間が近いこともあり値下げシールが貼られた商品もちらほら。

夕食と翌日の朝食用に、

  • 鯛めし (30%OFF!)
  • たこ焼き (半額!!)
  • パン
  • 土佐みかん

を購入しました。
次回はもっと早い時間に行って、「たこの姿焼き」をリベンジGETしたいと思います!

鯛めしたこ焼きは、ラウンジの電子レンジで軽く温めて、客室で食べました♪
次男には、ロビーラウンジで入れたお味噌汁も一緒にあげてみたところ、嬉しそうにごくごく飲んでいました◎
デザートに土佐みかんを食べて、満腹満腹大満足でした。

朝食用のパンは、翌朝ラウンジのオーブントースターでリベイクして、テラスへ。
朝の海を眺めつつ、潮風を感じながらゆったりもぐもぐタイムを楽しみました。
淡路島玉ねぎを使ったカレーパンが美味しかったです♪

フェアフィールド淡路島東浦のテラス席で朝食を食べる1歳児

目の前には海水浴場「浦県民サンビーチ」

10月に訪れたため、海水浴シーズンではなく泳ぐことはできませんでした。

それでも次男は、波打ち際まで行って海を堪能。
波を怖がらないので、手を離すと海水まみれに!さすが1歳児です。

走って転んで砂まみれにもなるので、海水浴シーズンでなくとも着替えタオルがあると安心です。

サンシャインブリッジ


ホテルからほんの少し歩くと、西洋風の塔が印象的な橋「サンシャインブリッジ」にたどり着きます。
橋は「浦川」に架かっており、塔の中の階段を上って渡ることができます。

橋の途中には可愛い猫のイラストも。ホテル前にある「中浜稔猫美術館」にちなんだものだそうです。

サンシャインブリッジは、特に朝日に映える撮影スポットとして人気のようです!

ちなみに次男は、階段や橋の上でいちいち立ち止まってしまうので、途中から抱っこ紐で確保しました(笑)

ラニカイスクエア:徒歩5分

ホテルからの案内で知った「ラニカイスクエア」。
まだオープンして間もない施設のようです。
ホテルからは徒歩5分ほどで行くことができます◎

たこ焼きうどんのテイクアウトができると案内にあったので、夕食を求めて行ってみました。

ところが、国道から一本奥に入った場所に突如ヤシの木と大きなモニターが出現。
お店も並んでいるのですが、なぜか少し近寄りがたい雰囲気で…!!

フェアフィールド淡路島東浦近くの商業エリア「ラニカイスクエア」

結局、遠目で眺めるだけで、ここでは何も購入せずに引き返しました。

スーパーマーケットMARUNAKA(まるなか)東浦店:車で3分

こちらも、ホテルからの案内で知りました。

惹かれたポイントは、

  • 子ども用のプレイゾーンがあること
  • 店内で明石焼きが食べられること

の2点です。

「普通のスーパーかなぁ」と思いつつも、2日目のお昼に訪問してみました。

鮮魚コーナーでは、香川県の特産品「オリーブはまち」の切り身が並んでいて、地元らしさを感じます。

店内のフードコートは意外にも大繁盛!注文客が後を立ちません。

メニューも豊富で

  • 明石焼き(具材:たこ/穴子 /たこ&穴子)
  • たこ焼き
  • 中華そば
  • うどん・そば
  • パスタ
  • カレー
  • 定食(牡蠣フライ/ロースかつ/生姜焼き/唐揚げ)

など、どれも気になるラインナップ。

私は「明石焼き(たこ&穴子)」を注文して、次男と分けっこしながらいただきました。

すぐ隣にはプレイゾーンがあったので、次男のお腹が満たされたあとはプレイゾーンに解き放ち、私はひとり明石焼きをゆっくり堪能。

穴子入りの明石焼きは初めてでしたが、ふわふわで美味しかったです!

プレイゾーンは特別な遊具があるわけではありませんが、
次男は空間を独り占めできてとても楽しそうでした♪

スーパーまるなか淡路東浦店のプレイゾーンで遊ぶ1歳児

ココカラファイン 東浦店

国道28号線を挟んで、道の駅のちょうど反対側にあります。

フェアフィールド淡路島東浦近くのドラッグストア「ココカラファイン東浦店」

ベビーグッズも一通り揃っています。
21時まで営業しているので、ホテル滞在中に「オムツが足りない!」「日焼け止め忘れた!」なんて時にも頼りになります。

子連れ旅行では、こういうドラッグストアが近くにあるだけで心強いですよね。

食事処

今回は道の駅での調達品で満足してしまったので行きませんでしたが、他にも近くには食事処がたくさんありました。

  • 金太郎 東浦店(回転寿司)
  • まいどおおきに食堂 淡路浦食堂
  • 焼肉 力
  • CAFE T(道の駅 2F)

次回家族みんなで訪問の際には、鮮度抜群と噂の「金太郎」のお寿司を食べてみたいです♪

まとめ|フェアフィールド淡路島東浦は子連れワンオペでも安心!

初めての1歳児とのワンオペホテルステイでしたが、シンプルで使いやすいホテル設備や、充実した周辺施設のおかげで、ストレスなくとても快適に過ごせました。

館内にはレストランがなくても、道の駅スーパーなどがすぐ近くにあり、食事面でも困ることはありませんでした。

何より、海を感じながらのんびり過ごせる時間は最高

子どもとの“ちょっと特別な日常”を過ごす場所として、またリピートしたいホテルです!

次は海に入れる時期に、家族全員で訪問してみたいと思います♪