2025年2月のとある3連休の日祝、W大阪に1泊してきました。

我が家は、8歳長男と0歳10ヶ月赤ちゃん次男の子ども2人、私、夫の4人家族。
Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)のプラチナエリート会員です。
今回のW大阪では、8歳は添い寝、0歳はベビーベッドを用意していただき、子ども2人分は無料。
さらに、マリオットボンヴォイカード更新時無料宿泊特典+手持ちの2000ポイント使用により、完全無料で宿泊させていただきました。
W大阪のような大人の雰囲気が漂うラグジュアリーホテルは、子連れでは入りにくい…と感じることがあるかもしれません。
でも、せっかくの旅行だからホテルステイを満喫したいですよね!
この記事では、
- ラグジュアリーホテルって、子連れでも泊まって大丈夫なのかな…
- ベッドガードはある?
- ベビーベッドは有料?
- 客室で赤ちゃんの居場所はある?
- 朝食会場は、子連れでも周りの目が気にならないかな…
といった心配に対して、赤ちゃん含む子連れ視点で徹底レビューしています!
我が家も予約前に、他の方の宿泊記を参考にさせていただきました。
この記事を読むことで、子連れでのW大阪宿泊に不安を抱えている方が、安心してホテルステイを楽しむためのお手伝いができれば幸いです!
W大阪は子連れでも大丈夫?実際に宿泊してわかったこと
ホテルの雰囲気はイケイケだけど優しいスタッフさん
W大阪は、大阪・心斎橋にあるマリオット系列のラグジュアリーホテルです。
入り口も、高級ブランド店かな?と思うようなデザインで、一見大人向けのイメージがあります。
エントランスも、香水のような大人の香りが。
しかし、そのエントランスを抜けると……
スタッフの方が子どもにも優しく声をかけてくれたり、笑顔で対応してくれたりと、子どもへのホスピタリティの高さを感じました。
我が家はベビーカーで行ったのですが、
ベビーカーと荷物をチェックイン時に預けたところ、先にお部屋に運んでもらえました。
ホテルは「高級ラブホテル」と揶揄されることもありますが(笑)、子連れNGな空気は全くありませんでした。
今回泊まった客室:ワンダフルツイン(アップグレードあり)
プラチナエリートの我が家。
三連休の混雑時にも関わらず、ワンランクアップグレードしていただきました!
予約したのは、1番利用ポイントの少ないコージーツイン。
アサインされたのは、ワンランク上のワンダフルツインでした!

もしかしたら、角部屋で見晴らしの良いスペクタキュラーになるかも?と期待してしまいましたが、厚かましいですね(笑)
そもそも、スペクタキュラーはキングのみで、ツインのお部屋はないようです。
三連休の日祝で「混んでるかな〜」とは思っていました。
フロントで聞いてみるとやはり、ほぼ満室とのことでした。
そんな中のアップグレード、感謝です!
ベビー・キッズ向けレンタル用品について
ベッドガード
今回、寝相の悪い8歳長男用に、当日ベッドガードを2つリクエストしました。
ツインベッドの片方、両側にベッドガードを設置。どちらに転がっても安心です。

到着してから電話でリクエストしたのですが、混雑日でも大丈夫でした。
心配な方は、事前にリクエストしておくとよいかもしれません。
ベビーベッド
0歳10ヶ月次男には、予約の電話時にベビーベッドをリクエストしていました。
ありがたいことに、ベビーベッドは無料です。
部屋に入ると、アップリカのココネルエアーがドーンとありました。

毎回思うのですが、リクエストを忘れないでいてくださるのは、当たり前かもしれませんが嬉しいですね!
しかし…うちの暴れん坊次男、ベビーベッドに大人しく入ることなんて無理でした。
寝たな〜と思って置こうとしても、ココネルエアーの下段は深く…
置いた瞬間に背中スイッチ発動。
どうしても上手く置けない……こちらが腰をぎっくりやられそう。。

という訳で結局、1台のベッドで長男・次男・私の3人が寝ることになってしまいました。
トホホ。
ベッドガードとベッドの隙間に次男が落ちると危ないので、長男と私で次男を挟みました。
しかし、さすがは高級ホテルです。
ツインでもベッドが広く、想像されるよりも窮屈ではありませんでした。
蹴られて起こされることはあれど、十分心地よく眠れました。
さて、せっかく用意していただいたベビーベッドですが…
ベビーサークル代わりにちょっと使おうかと思っても、中に入れた途端にギャン泣き。。
用意していただいたのに、申し訳ないほど使いこなせませんでした。
寝返り前くらいまでの赤ちゃんなら丁度いいのかな?と思います。
おむつ用ゴミ箱
マリオット系列ホテルでよく見るこのゴミ箱。
宿泊の2日前よりアプリ上で利用可能になるチャットでリクエストしました。

こちらもベビーベッド同様、客室にあらかじめ用意されていました。
スライドさせておむつを捨てるザ・手動タイプですが、シンプルな見た目が良いですね◎
客室で赤ちゃんの過ごす場所は…諦めも必要
W大阪のような外資系ホテルは、基本は土足仕様です。
入り口に靴を脱ぐ場所が決まっている訳ではありませんが、私たちは靴脱ぎ場を決めて、客室内はスリッパで過ごしました。
そんな中、ハイハイ&つかまり立ち盛りの次男はというと…
- ベッドにつかまってヨチヨチ歩き
- ソファー付近のモフモフ絨毯の上でハイハイ
- 床をハイハイ(←あきらめの境地)

床はとてもきれいに清掃されていますが、気になる方は気になると思います。
ハイハイ期真っ只中の赤ちゃんには正直オススメしにくいお部屋ではあります。
でも、おそらく日本人感覚であれば、モフモフ絨毯の上はあまり土足で上がることもないのかな?と思い、絨毯の上でハイハイさせていました。
唯一遊ばれて困ったのが『ベッド横のナイトテーブル側面にあるパネル』です。
このパネルで、
- カーテンの自動開閉
- 照明の変更
ができるのですが、ボタンがちょうど赤ちゃんの高さにあるのです。
好奇心旺盛な次男は、
- カーテンを開けたり閉めたり
- テレビ裏の鏡に仕込まれたネオンをつけたり消したり変えたり
永遠にやっていました。
これは防ぎようがなかったです。
テンションの上がる客室設備
客室のネオン
これは長男が大興奮。
W大阪のネオンの色には意味があるそうです。
- 偶数階:大阪の海をイメージしたブルー
- 奇数階:大阪市の花・桜をイメージしたピンク
壁掛けテレビ裏の鏡に仕込まれたネオンは、今回は18階と偶数階だったのでブルー。
テレビ裏がブルーのストライプに輝く光景は、まさに非日常的。
我が家はそんなテレビにNintendo Switchを繋ぎ、非日常空間にも関わらず、いつもの桃鉄をひたすらやりました。笑

客室のミニバー
客室内には『ミニバー』と呼ばれる、窓に面したバーカウンターのようなスペースがありました。

以下は無料でいただけました。
- 缶の水
- コーヒー
- 紅茶
- Wオリジナルポッキー
このミニバー、とっても良い所は…バーカウンターのように高いテーブルなので、赤ちゃんには手が届かないのです!
触られて困るものは、このテーブルに置いておきました。
グラスやドリンク類、ゴミ箱も赤ちゃんが届く位置にはなく、とても安心して過ごせました。
客室のバスルーム
バスタブとシャワーブースが別々になっているタイプでした。


ベッドルームとの間仕切りを開けていた我が家。
バスタブにお湯を入れると、ベッドルームの大きな窓が一気に曇りました。

美しい夜景を楽しめたのは、バスタブにお湯を入れるまででした。笑
バスタブは入ってみると意外と広く、私と子2人でもゆったり入れました。
シャワーブースにはイスがなかったので、次男を洗う際には少し大変でした。
リクエストをしたら持ってきてもらえたのかもしれませんが、面倒くさくて。苦笑
持参した泡で出るボディーソープでちゃちゃちゃっと洗いました。
開放的なバスタブで、水遊び感覚になり楽しいお風呂でした!
プール(WET)について
W大阪に宿泊する1ヶ月前に、以下の内容のメールが届きました。
WET(プール)のご利用に関しまして
お時間帯・条件によってお子様もご利用いただけます。
◆キッズアワー(13時から16時):
6歳以上のお子様、2名様につき大人(18歳以上)1名様の付き添いが必須です。
入口での事前登録が必須であり、付き添いの大人は子供の監督 責任を認識し、事故が発生した場合の責任を負うことに同意する必要があります。
◆上記以外の時間:
16歳以上のお客様のみご利用いただけますことをご了承くださいませ。
現在は宿泊者は無料で利用できるプール。
以前は、宿泊者であっても有料(しかも、1回あたり6,325円!たっかー!)だったそうな。
そう思うと、無料なのがとてもありがたく感じますね。
しかも、子どももOKとアナウンスしてくれているのが、子連れには非常に助かります。
次男は年齢的に入れないので、プールサイドにあるベッドで長男たちを見守る予定でした。しかし、ベッドがちょうど満席になり使えず…
フロント側から中庭に入り、中庭の椅子でくつろぎながらガラス越しに様子を見ていました。
プールは20mとのこと。
長男は、プール内の人が少なくなった隙に、習いたてのバタフライを披露していました。

次男はまだ、文句も言えないお年頃。
もう少し大きくなったら、「自分も入りたい!!なんでダメなの!!」となってしまいそうです。
長男には、今だけのお楽しみだね、と言っておきました。
現在は【予約制】になっているので、プールサイドのベッドが満席で使えないことはなさそうですね!
朝食はビュッフェ 会場:Oh.lala… (オーララ)

プラチナ特典で、大人2名分の朝食を無料でいただくことができました。
通常は、大人1名 4,800円のビュッフェ。
約1万円お得になったと思うと本当にありがたいです!
また、マリオット会員であれば、12歳以下の子どもは朝食無料になります。
食の細い長男。
食べ放題では「もったいないなぁ」と感じることが多いので、子ども無料は嬉しい限り!
赤ちゃん連れでも問題なし!
結論、全然問題なく朝食を楽しめました!
お洒落な北欧感漂うテーブル付きのキッズチェアも用意していただきました。

この日はちょうど東京マラソン。
雪が舞う中を走るランナーを見ることができる、窓際の席に案内していただきました。
10時頃と遅い時間に会場入りした我が家。
品揃えだけが少し残念でした。
フルーツが少なかったり、ラストオーダーに向けてお料理が下げられたり。
ただ、混雑を避け、窓際の席でゆっくりとできたので、とても満足でした!
ビュッフェの内容重視の方は、早い時間に行くことをオススメします。
AM 7:00~11:00
(最終入場時間 10:30/ラストオーダー 10:45)
小食で恥ずかしがり屋な長男は、具材をオーダーして握っていただけるおにぎりをとても気に入ったようでした。
ひとりで並んでオーダーし、何個も食べていたのには驚きました!
赤ちゃんが食べられるものもたくさん◎
生後10ヶ月の次男。手づかみ食べが大好き。
柔らかいものであればモグモグ何でも食べるので、市販の離乳食は準備しませんでした。
ビュッフェは品揃えが多く、食べられそうなものがたくさん!
- お粥
- 季節のフルーツ
- 厚焼き玉子
- 柔らかいパン
- ヨーグルト
手づかみ食べをしている間は大人しくしてくれるので、食パンを小さくちぎって渡し、モグモグしていてもらいました。
その間に大人も自分時間。可愛いブルドッグのパンや、目の前で作ってくれるオムレツを堪能しました。
W大阪周辺のお食事処
今回、朝食以外は外のお店に食べに行こうとしていた我が家。
周辺をベビーカーで散策することに。
御堂筋沿い、心斎橋近くということもあり、お店はたっくさん…!!
特に、名の知られたラーメン店があっちにもこっちにも!!
ラーメン好きの血が騒ぎ、めちゃくちゃ心惹かれました。
しかし!どのお店もベビーカーで入りにくい。。。。。
狭かったり、段差があったり。
そもそも行列がすごくて並んでいられないというのもありますが。
素敵なお店がたくさんあったので、赤ちゃんは抱っこ紐を全力で推奨します。
Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)について
Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)会員とは?
Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)は、マリオットのホテル特典プログラムです。入会は無料です。
会員資格に応じて、客室のグレードアップなど様々な特典が用意されています。
Marriott Bonvoyクレジットカードを利用することで、さらなるポイントアップや、無料宿泊のような特別な特典を受けることができます。
Marriott Bonvoyエリート会員資格とは
ホテルへの宿泊実績などに応じて、会員ランクが設定されています。
ランクが上がるごとに受けられる特典が増えていきます。
エリート会員資格のランクは、以下の6段階に分かれています。
- 会員 (Member)
- シルバーエリート
- ゴールドエリート
- プラチナエリート ←我が家はここ
- チタンエリート
- アンバサダーエリート
プラチナ特典とは?
プラチナエリートの主な特典は以下です。
- 客室のアップグレード(空室状況による)
- 選択できるウェルカムギフト
- チェックイン時にポイント、朝食、またはアメニティの中から選択
- レイトチェックアウト(空室状況による)
- ボーナスポイント50%アップ
- 宿泊やホテル内レストランなどの利用に対して付与されるポイントを50%多く獲得できる
マリオット系列ホテルでは、小学生以下が添い寝扱いで無料宿泊できるところも多く、小学生と未就学児がいる我が家では非常に助かっています!