【マリオット改悪!?】継続?代替カードに切り替え?我が家の結論
2025年8月に発表され、旅行好きなクレカ勢が騒然としたMarriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カード(以降、マリオットボンヴォイアメックスカード)の大幅改定。
「大改悪」とも言われた制度変更ですが、それでも継続を選んだという声も少なくありません。
我が家は、年会費更新を7月に終えたばかりのタイミングでした。
次の更新まで1年あるし、周りの様子を見よう~
なんてのんびりと考え、10月にはフェアフィールドにポイントで宿泊していました。
なんというポイントの無駄遣い。
そのときの記事はこちら。
年末になり、ようやく重い腰を上げて調べ始めて気づいたのが
「代替カードに切り替えるか解約するならば、直ちに動いた方がいい」
ということです。
なぜなら、日々のカード決済で利用金額は積み上がり、ポイントも増えていくからです。
現時点での、我が家のカード保有状況はこちら。
- Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード(以降、プレミアムカード)
- 年会費更新請求月は7月
- 年間決済額は450万円前後 ⇨ 今まではプラチナエリートステータスをギリギリキープ
- 航空会社のマイルへの交換はしない
- 年間宿泊日数は5泊ほど
- 子どもの年齢は9歳と1歳(2025年12月現在)
出した結論はこちら。
- 次の更新(2026年7月)はプレミアムカードのまま継続
- 更新後、Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カード(以降、ノーマルカード)に切り替え
更新後のノーマルカードへの切り替えは、いわゆる「ダウングレード」です。
なぜこの結論に行きついたのか、我が家の場合を紹介していきます。
マリオットボンヴォイアメックスカードの変更点まとめ
まずは、今回の改定での変更点を整理していきます。
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードの変更点
まずは、現在保有中のマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードの変更点一覧です。
| プレミアムカード(改定前) | プレミアムカード(改定後) | |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 49,500円 | 82,500円 |
| 家族カード 年会費(税込) | 1枚目無料 2枚目24,750円 | 1枚目無料 2枚目41,250円 |
| ポイント加算 (公共料金・国税) | 100円=1.5ポイント | 100円=0.5ポイント |
| ポイント加算 (事業用決済) | 100円=3ポイント | 対象外 |
| 継続特典付与の条件 | 年間150万円以上の決済 | 年間400万円以上の決済 |
| 継続特典 | 無料宿泊 50,000ポイント分 | 無料宿泊 75,000ポイント分 |
| プラチナエリート 会員資格 | 年間400万円以上の決済 | 年間500万円以上の決済 |
| ダイニング特典 | ー | ポケットコンシェルジュ 20%キャッシュバック (年間上限1万円分) |
なんと言っても、税込みで33,000円の年会費アップは衝撃的ですね。
さらに、プラチナエリート会員資格を取得するための条件である「年間500万円以上の決済」が曲者です。
我が家の最近の年間決済額は400〜500万円には届かないほど。
「400万円決済で特典付与、500万円決済でプラチナエリート会員資格付与」と段階的に条件が分けられてしまうと、特典は受け取れても、プラチナエリート会員資格には届きません。
この絶妙な線引きを見て、我が家と同じように400〜500万円の決済額の方は多いのでは?と感じました。
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カードの変更点
次に、マリオットボンヴォイアメックスノーマルカードの変更点一覧です。
| ノーマルカード(改定前) | ノーマルカード(改定後) | |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 23,100円 | 34,100円 |
| 家族カード 年会費(税込) | 1枚目無料 2枚目11,550円 | 1枚目無料 2枚目17,050円 |
| ポイント加算 (航空券・海外利用) | 100円=2ポイント | 100円=3ポイント |
| ポイント加算 (ホテル利用) ※Marriott Bonvoy 参加ホテル | 100円=4ポイント | 100円=5ポイント |
| ポイント加算 (公共料金・国税) | 100円=1ポイント | 100円=0.5ポイント |
| ポイント加算 (事業用決済) | 100円=2ポイント | 対象外 |
| 継続特典付与の条件 | 年間150万円以上の決済 | 年間250万円以上の決済 |
| 継続特典 | 無料宿泊 35,000ポイント分 | 無料宿泊 50,000ポイント分 |
| エリート会員資格 | シルバーステータス自動付与 年間100万円以上の決済で ゴールドステータス | ゴールドステータス自動付与 |
年会費はアップするものの、11,000円にとどまっています。
ゴールドエリートステータスは自動付与に変更となりましたが、今までどおり決済金額によってプラチナエリートステータスを取得することはできません。
ただ、継続特典の無料宿泊が「35,000ポイント分⇨50,000ポイント分」にアップしたのは、宿泊先の選択肢が増えて嬉しいですね。
我が家の結論|次の更新は継続→更新後にノーマルカードへ切り替え
我が家の場合、次の更新でもプレミアムカードの継続を決めました。高いなぁぁぁと思いますが、年会費82,500円を一度は払います。
更新後、ノーマルカードに切り替える予定です。
更新時にプレミアムカードを継続せずノーマルカードへ切り替える、つまりダウングレードするかどうかは、正直かなり迷いました。
そこで、【改定前】のプレミアムカードと【改定後】のノーマルカードを比較し、違いを整理してみることにしました。
【改定前】プレミアムカードから【改定後】ノーマルカードへ切り替えた場合の変更点は?
【改定前】プレミアムカードから【改定後】ノーマルカードへの切り替え
| プレミアムカード(改定前) | ノーマルカード(改定後) | |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 49,500円 | 34,100円 |
| 家族カード 年会費(税込) | 1枚目無料 2枚目24,750円 | 1枚目無料 2枚目17,050円 |
| ポイント加算 (日常利用) | 100円=3ポイント | 100円=2ポイント |
| ポイント加算 (航空券・海外利用) | 100円=3ポイント | 100円=3ポイント |
| ポイント加算 (ホテル利用) ※Marriott Bonvoy 参加ホテル | 100円=6ポイント | 100円=5ポイント |
| ポイント加算 (公共料金・国税) | 100円=1.5ポイント | 100円=0.5ポイント |
| ポイント加算 (事業用決済) | 100円=3ポイント | 対象外 |
| 継続特典付与の条件 | 年間150万円以上の決済 | 年間250万円以上の決済 |
| 継続特典 | 無料宿泊 50,000ポイント分 | 無料宿泊 50,000ポイント分 |
| エリート会員資格 | ゴールドステータス自動付与 年間400万円以上の決済で プラチナステータス | ゴールドステータス自動付与のみ |
| スマートフォン・ プロテクション | 付帯 | ― |
この場合、年会費は15,400円下がり、家計の負担は確かに軽くなります。
一方で、日常利用分のポイント加算は「100円=3ポイント」から「100円=2ポイント」へと減少しています。
ただし、継続特典として付与される無料宿泊のポイント数自体に変更はありません。
そのため表面上は「年会費が下がった分、悪くないのでは?」と感じます。
ただ、やはり決済金額がいくらであってもプラチナエリートステータスを取得できなくなる点は、我が家にとって大きなダメージです。
例えば、家族で年2泊マリオット系列ホテルに宿泊する場合、プラチナエリートステータスであれば朝食は無料です。
しかし、ゴールドエリートステータスでは朝食が有料となり、2泊分で15,400円以上かかることも珍しくありません。
つまり、年会費が下がった分は、朝食代だけで簡単に帳消しになってしまうのです。
ラウンジのあるホテルであれば、その差はさらに広がります。

こうして比較してみると、改定前のプレミアムカードの“お得さ”が改めてよく分かります。
とはいえ、年会費と特典のバランスを考えると、ノーマルカードも決して悪い選択肢ではありません。
次の更新は「プレミアムのまま」継続する理由2点
それでも我が家は、次の更新(2026年7月)まではプレミアムカードを継続すると決めました。
その理由を、順に説明していきます。
理由①無料宿泊特典の獲得に向けた利用金額が引き継がれないから
我が家の場合、無料宿泊特典獲得プログラム期間は、前回の更新から1年後の2026年6月8日までです。
現在は2025年12月。
すでに半年が経過しており、メインカードとして着々と利用金額を積み上げてきました。
公式サイトによると、
カードを切り替えた場合、無料宿泊特典やエリート会員資格取得のためのご利用金額は引き継がれません。
出典:American Express公式サイト「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードよくあるご質問>カードの切り替え・解約」
とのこと。
つまり、ここでカードを切り替えてしまうと、これまで半年間積み上げてきた利用金額がリセットされてしまうのです。
そう考えると、今のタイミングで切り替えるのはどうしても「もったいない」と感じました。
理由②プラチナエリート会員資格の有効期限が1年以上あるから
公式サイトによると、
2025年8月20日までに本カードをお持ち・お申し込みの方は、2025年のプログラム期間(2025年1月1日~2025年12月31日)においては、年間400万円のカードのご利用で、プラチナエリート会員資格を達成となり、1ヶ月後を目途に特典を付与します。
お切り替えの前の時点でプラチナエリート会員資格を獲得いただいていた場合、プラチナエリートステータスが有効になってから最低12ヶ月は、カードを切り替えた場合もステータスが保持されます。
とのこと。
つまり、
- 2025年は特例として年間400万円の決済でプラチナエリートステータスを取得できる
- 一度取得すれば、その後カードを切り替えても最低12か月間はプラチナエリートステータスが維持される
ということになります。
我が家の場合、
- 2025年8月20日以前にプレミアムカードを保有
- 2025年分の年間決済額は400万円を達成済み
この条件を満たしているため、2026年も1年間プラチナエリートステータスを維持できる見込みです。
なお、「具体的な有効期限についてはMarriott Bonvoyへお問い合わせください」との案内があったため、実際に問い合わせてみました。
その結果、我が家のプラチナエリートステータスの有効期限は2027年2月28日との回答でした。
せっかくプラチナエリートを維持できるのであれば、次の更新まではプレミアムカードを継続し、無料朝食やラウンジ特典をしっかり楽しもうと考えました。
正直なところ継続した場合の年会費82,500円はやはり高く、気持ちとしては「しぶしぶ継続」というのが本音です。
ただ、このタイミングで切り替えると損が大きいため、「一度はプレミアムのまま更新する」という判断に至りました。
更新後にノーマルカードに切り替える理由3点

我が家は、次の更新月である7月にプレミアムのまま継続し、その後ノーマルカードに切り替えを予定しています。
ノーマルカードへのダウングレードを選んだ理由を順に説明していきます。
理由①年会費82,500円の負担が大きすぎる
最大の理由は、やはり年会費の高さです。
もともと49,500円でも高いと感じていた身としては、33,000円の値上げはなかなか受け入れがたいものでした。
無料宿泊特典やサービス全般を考えると、改定前の年会費がお得すぎたことは理解しています。
その結果、プレミアムカード保有者が増え、プラチナエリートステータス以上の会員も増加し、ラウンジの混雑といった問題が生じたのでしょう。
「適正な価格に修正された」と言われれば確かにそうなのかもしれませんが、利用者の立場としては、やはり残念に感じてしまいます。
理由②プラチナエリートへの条件「年間500万円以上の決済」が難しい
プラチナエリート会員資格を取得するための条件である「年間500万円以上の決済」は、
年間決済額が400万円は超えるものの500万円には届かない我が家にとって、かなり厳しいラインです。
改定前の年会費49,500円についても、プラチナエリートステータスがあるからこそ、「高いけれど許容範囲」と感じていました。
一方で、改定後の年会費82,500円は、プラチナエリートを目指せる可能性があればまだ検討の余地があったかもしれません。
しかし、年間500万円以上の決済という条件は、今の我が家では現実的ではありません。
もし物価上昇が続いて支出が増え、特に意識せずとも年間500万円以上の決済をするようになった場合には、改めてプレミアムカードを検討したいと考えています。
理由③フェアフィールド・バイ・マリオットホテルが好きだから
年会費が高くなり、プラチナエリートも目指しにくくなった今、解約して別のカードへ切り替えるという選択肢も当然浮かびます。
乗り換え先としては、
- ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアムカード
- アメリカンエキスプレスゴールドプリファードカード
など、インフルエンサーの方々が紹介しているカードも検討しました。
それでも我が家が解約を選ばなかったのは、「フェアフィールド・バイ・マリオットのホテルが好きだから」というのも大きな割合を占めます。
フェアフィールド・バイ・マリオットは、他のラグジュアリーホテルに比べるとプラチナエリートの恩恵を受けにくいホテルです。
客室のアップグレードはホテルによってはありますが、
- 無料朝食
- 軽食のあるラウンジ
といったプラチナエリート特典はありません。
それでも我が家は、プラチナエリートステータスを保有していた今年も
- フェアフィールド・バイ・マリオット兵庫淡路島東浦
- フェアフィールド・バイ・マリオット兵庫但馬やぶ
に宿泊しました。
1泊20,000ポイント以下で泊まれることが多いのがフェアフィールド・バイ・マリオットです。
特にポイ活を意識せずとも、日常のカード利用のみでポイントが貯まってきたころに「ちょっとポイント宿泊しよう」と、家族で気軽に予定を立てられるのが最大の魅力です。
我が家の利用状況だと、おおよそ2~3ヶ月分の獲得ポイントでフェアフィールド・バイ・マリオットに1泊できる計算になります。
気負わず泊まれて、それでいてマリオット系列ならではの丁寧なおもてなしが受けられる。そんなフェアフィールド・バイ・マリオットの存在があるからこそ、我が家は完全に解約するのではなく、ノーマルカードを継続するという選択をしました。
プレミアムカードからノーマルカードへ切り替える際に気を付けること2点
最後に、プレミアムカードからノーマルカードへ切り替える際に気を付けた方がいいと感じたことを3点紹介します。
気を付けること①一度切り替えると、1年間再変更できない
公式サイトによると、
プレミアムカードからノーマルカードへ一度切り替えると、1年間カードの切り替えはできません。
出典:American Express公式サイト「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードよくあるご質問>カードの切り替え・解約」
とのこと。
また、一度ダウングレードすると再びプレミアムカードへ変更する際の審査に通りにくくなるという噂も見かけますが、真偽のほどはわかりません。
その際にはその時の最善の策を考えたいと思いますが、ダウングレードする場合は今後の利用スタイルをある程度想定した上での判断が大切だと感じました。
気を付けること②クレジットカード番号が変わる
当たり前と言えば当たり前ですが、カードを切り替えるとクレジットカード番号は変更になります。
そのため、支払いをマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードに設定しているものは、すべて変更手続きが必要です。
以前、プレミアムカードの不正利用により番号が変更になったことがありました。
その際、Apple Walletと一部の公共料金は自動反映されましたが、それ以外の多くの支払いは自分で変更する必要があり、想像以上に手間がかかりました。
切り替える際には、支払い先の変更作業に時間を取れる、余裕のあるタイミングを選ぶのがベストだと感じています。
まとめ
2025年8月に発表されたマリオットボンヴォイアメックスの制度変更。
正直、年会費の大幅アップには驚きましたが、我が家が最終的に出した結論は以下の通りです。
- 2026年7月の更新までは「プレミアムカード」を継続
- 更新後に「ノーマルカード」へ切り替え(ダウングレード)
「せっかく作ったカードだから」「プラチナエリートへの可能性を残したいから」と、無理に高い年会費を払い続ける必要はないと判断しました。
我が家は年間400万円決済ギリギリのプラチナエリート会員で、年間の宿泊数も5泊程度。
いわゆる「マリオットを使い倒している層」ではありません。
それでも、ポイ活に縛られず等身大の生活を送る中で、家族との思い出作りに欠かせない存在となっていたのが、マリオットボンヴォイアメックスカードでした。
家族構成や旅行スタイルによって、ベストな選択は変わると思います。
この記事が、同じように悩んでいるご家庭の判断材料になれば嬉しいです。

